チャーチのキッドスキンのドレスシューズだ。ソックシートは判読しずらいが都市なし・アウトソールの刻印はブロック体となっているため、1950年〜1960年代初期の製造と推定される。ディテールはイギリス靴では珍しい、内羽プレーントゥとなっている。このようなディテールはアメリカ靴で良く見られる。1960年代のJ＆Mやフローシャイム・ジャーマンなどのペアで確認されている。特にJ＆Mは内羽プレーントゥのキッドスキンと同じディテールのペアをリリースしており、このことかららも、アメリカで人気のディテールだったと考えている。チャーチは1930年にニューヨークに支店を出すなど、いち早くアメリカ市場やヨーロッパ市場に目を向け、販売戦略に長けたブランドだ。おそらく、こちらのペアもアメリカ市場向けにリリースされたと考える。是非、パテントレザーとは違う、キッドスキンの独特の光沢と柔らかな手触りを体感してみてはいかがだろうか？

ブランド名： Church’s

モデル名：判読不可

サイズ：UK85

ウィズ：E

Last：49

アウトソール：横狭い6.3cm　横広い10cm　縦29cm　ヒール2.5cm

色：ブラック

ライニング：85 E 4950425 2705 3715 allomakle

マテリアル：キッドスキン

状態：トゥーやヒールに小傷あり。
　

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